アントニオ猪木という名のパチスロ機の記憶

時期:2003年頃

今回は伝説台 アントニオ猪木という名のパチスロ機の記憶です。この台も当時よく打っていました。いくぞー123ダーッ演出やREGの押し順当てが最高でした。サウンドも素晴らしく、先輩からサウンドトラックCDをもらって聴いていました。REGのJACゲームの最終3回が押し順当てゲームになっており、3回押し順を成功(1/6を3連続=1/216)するとAT闘魂チャンスの大連チャンが約束されます。自力で3回成功させた時の脳汁が強烈です。私は自力で3回成功したことが2回あり、その時の結果は7700枚と13000枚でした。

思い出はこの13000枚を出した日のことです。当時私はある資格取得に取り組んでいました。ただ資格勉強よりもパチスロを打つ時間の方が長かったと思います。その資格試験の2次試験前日のことです。試験準備のため会社を休んだのですが、何故か朝からこの台を打つために店に並んでしまいました。朝からボーナスと闘魂チャンスを絡めて出玉は伸びていきましたが、明日の試験のことを思うと心境は複雑でした。昼過ぎになり出玉は5000枚を超えました。だんだん明日の試験のことも出玉のことも意識から遠ざかって無の心境となっていきました。その時にBARが揃いました。BARを淡々と消化し、最終の3回の押し順も無表情で淡々と成功しました。この時あまり脳汁は出なかったのですが、隣で打っていた人がすごく驚いていたことを覚えています。結局、夜まで打ってしまい13000枚のコインを獲得しました。

次の日の試験ですが合格にわずかに届かず不合格でした。その後も勉強とパチスロを続けて2年後にこの資格試験に合格することになるのですが、この日にこの台を打たずに1日予習し、2年早く合格できていたら人生が変わっていたかもしれません。

「この道を行けばどうなるものか。危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ。」道フリーズは引けませんでしたが、猪木さんの生き様は自身の人生にも影響を及ぼしたと思います。

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